7.13.2013

ジャン・コクトー




20代半ば
くるくると京都の町を歩いていた時分

小さなギャラリーで見た
ジャンコクトー(1889〜1963)の作品に惹かれ
初めて購入したいと思ったリトグラフがありました。
男女二人でダンスをしているモティーフで
とても軽やかで、優雅な線


結局、買う事は出来ませんでしたが
こういうのが好きなんだ、と自分の好きな世界を
サラリと見せてくれた印象深いものだったのです。


一年程前
帰省した時にそのギャラリーの近くに用事があり、
久しぶりにまだあるかなと遠回りして立ち寄ってみました。

ギャラリーはフレンチレストランに。

ココシャネル、ピカソ、エディットピアフ、等々
様々なジャンルの才人と
モンマルトルのカフェやサロンで
濃密な時間を駆け抜けていたであろうコクトーの馨りが
ゆるりと京都の町に在った
甘酸っぱい記憶


夜の営業までのcloseの店先がすっきりしていて
もしかしたら、同じ方がオーナーかな?
それだと嬉しいなと思い巡らせていました。






Jean Cocteauの言葉から



我々は天使をひとりかくまっていて、たえず驚かせるのだ。

我々はこの天使の番人でなくてはならぬ。








2 件のコメント:

an さんのコメント...

初めてコメントさせていただきます。
ラッキーズのNです。
先日、来月末まで県立美術館本館で行われている“レオナールフジタとパリ展”に行ってきましたが、そちらにジャンコクトーの肖像がありました。
多数のフジタ作品以外にエコールドパリ20人以上の作品も一同にやってきいて、見応えがありましたよ。

ところでムービーや写真を見て、なんて素敵なところに住まれているのだろうと思いました。
物選びやインテリアにも、センスが光っていて素敵ですね。
そういう雰囲気は内側から出てくるもので、作ろうと思って作れるものではないので、とても憧れます。

夏椿 さんのコメント...

anさん^^有り難いお言葉の数々。
温かなコメントありがとうございます!
私も早速anさんのブログ楽しく拝見させていただいてます。
お菓子からコスメの手作りまで!すごいですね。是非お店で
購入出来ると嬉しいナ
そして、そして、教えて頂いた水出しコーヒー、
すっきりしてとても美味しく
楽しませて頂いてます^^