20代前半、アンダーグラウンドの映画を
京都シネマや、九条にある南会館にせっせと通い
わかるような、わからないような
その雰囲気に会いに行っていたその頃。
武田百合子さんの富士日記を読みました。
夫である武田泰淳氏と娘の花さんとの 富士山麓にある山荘(別荘)での日々を綴った本 |
とにかく引き込まれて、上、中、下とあっと言う間に読み
武田百合子という女性に惹かれ
大人の女(女性ではなくやはり、女)をイメージした
最初の人であったのを憶えています。
そういえば、阿蘇に家を借りて間がない頃
社宅がある福岡から、ここ阿蘇の家をひと月程別荘みたいに
行ったり、来たりしていました。
どこかで、この富士日記への憧憬が記憶の底にあったのか。
今でも、山を下り市内まで車を走らせた帰り道
富士日記の世界にポンと入り込んだような
切ないような、嬉しいような感覚に包まれます。
3 件のコメント:
さっそく「富士日記」お取り寄せいたしました。きっと素敵な本だと今からわくわくしております。またおすすめご紹介してくださいね。
ところで「カメオのピアスと桜えび」清野恵理子さんの本なんですがご存知ですか?
とってもとっても素敵過ぎちゃうくらいいいんですよ。夏椿さんならきっと同じように思ってくださるんじゃないかと思ってます。
ケリーバッグのくだり 思わずうなっちゃうんですよ。
しかせんべい様。
いつも日記をご覧頂いて有り難うございます。
清野恵理子さん名前は存知あげておりましたが、
読んだ事がなかったので、
早速Amazonに(在庫が無かったので)入荷メールを申し込みました。
往復書簡のお相手の方が
上田義彦氏が師事した
方のご夫人なのですね。
好きな写真家です。
教えて下さって有り難うございます^^
きゃっ!さっそく予約してくださったんですね。
とっても嬉しいです。もしお手元に届かなかったらお貸ししますね。
今日は夏したくではりきってます。
四季があるって素晴らしいけど忙しいなぁ。
夏椿さんのお家 目標です。
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