8.10.2013

クラッシュ


結婚前から家人が持っていた
17インチブラウン管のテレビにさようならをして、
42型プラズマテレビを迎えたのがここ最近。
最初はテレビに食べられそうな!圧迫感を感じながらほとんど
絵のない額縁のようにリビングに鎮座しておりましたが、
少しづつ、その大きさにも慣れて、
楽しもうという気分になってまいりました。

まずは、海外の旅番組で鮮明に映し出される映像に
思わず、画面に触れそうになりながら
透明な海の底にひろがる砂粒までも感じられるクリアな画に驚きました。

次は穏やかな映画。
ウッディアレンの
コメディタッチのものから昔の日本映画等を楽しむ。

そして、次のステップにと手にしたのが
好きな俳優さん(サンドラブロック)がクレジットにあった
クラッシュという映画。

10年程前の作品。
ロスを舞台に人種問題という普遍的なテーマをベースに
数組の登場人物を交差させながら、誰もが持つ相反する弱さと強さ
その両面を持ち生きている人間の心の機微を丁寧に描いてある作品。
様々な人種、立場で社会が成り立つ事の先に
想像力を持っていたいと感じさせる
見応えのある作品でした。






シビアな問題を描いているのですが
見終わった後、どこか気持ちが明るい方へと向く映画です。
















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