今回、ヨーロッパに行って、美味しい!と
心底感じたのは、チーズと牛乳、ヨーグルト、乳製品でした。
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パリ郊外のマルシェのチーズ屋さん |
今回の旅は羽田発ドイツを経由して、ルクセンブルグに到着する予定でしたが、
ドイツでまさかのトランジット失敗。
羽田からドイツに向かう飛行機で頂いた機内食に食あたりした私は、
パスポートコントロールまで、這う様に辿り着き、ルクセンブルグへの乗り継ぎの
保安検査は長蛇の列で、
極めつけは予定の飛行機が10分も早く出発するという出来事に遭遇し、
その日は空港近くにホテルをとり、翌日ようやくルクセンブルグの地へ降り立ちました。
前日のハプニングで、胃もたれを通り越して、嘔吐が続く有様で、ヨーロッパの食の宝庫
ルクセンブルグに来て、一食目はおかゆを作ってもらい・・
(貴重なお米で美味しいおかゆを作ってくれてありがとう!)
繊細すぎる自分に・・あー、情けないなーと頂いておりました。
すると、友人がお皿にチーズを切ってくれて
すごく美味しいから食べない?と
正直、今は無理無理無理・・・・と断りましたが、こんな時でも
食いしん坊魂は衰えておらず、
折角だから、少しだけ頂こうと小さなピースを齧りました。
その時の感動といったら!未だに忘れられません。
(喜びは苦しみを一瞬忘れさすもの!だという事も知りました)
フランスのチーズ、牛乳は美味しいよーとは聞いていましたが、
今まで食べていたチーズとは全く別物で、上品な塩味、旨味、香りが
舌の上からお口いっぱいにひろがりました。
本当に眠っていた細胞が音をたてて
喜んでいるのを感じる美味しさ!
そして不思議な事に、こちらのチーズは毎日頂いても、胃もたれがありません。
何でかな?新鮮だから?製法が違うのか????
とにかく、奥深いチーズの世界の扉を開けた瞬間でした
こちらは、アルザスに行った時、チーズ専門店で出会った アルザス産のトムドサヴォワ。 熟成させる時にアルザスのお花をチーズにまぶして作るそうです。 発酵したチーズと花の香りが不思議な深い味わいでクセになる味でした。 きっと、甘いデザートワインや、リキュール、エレガントな前菜にも合いそうです |
フランス、ノルマンディー地方の出身。
ノルマンディーはフランスの中でも
酪農が盛んで、質の良い乳製品を多く作っている所です。
ブライスさんは必ず、お食事の後、チーズとバゲットを食べていました。
日本でいうと、締めでしょうか・・。
発酵物漬け物or味噌汁=チーズ
ごはん=バゲット
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