7.31.2013

夏のお菓子の受付終了いたしました。



沢山のご注文有り難うございました。
今回は大好きな小泉農園さんにお願いして
トマトをご用意頂き夏のお菓子に。
お客様にお届けするまでに、数回試作を重ねながら
毎週、トマトは表情が違いました。
味、皮の艶や張り、湯剝きの際の弾け方や火入れの時間等。

火入れをするコンポートは所謂
旬の手前、走りすぎない、?走りのものを使うのがベストだと思います。
その状態を見極めるのは難しくもあり、
発見でもありました。

そして
今日、お客様へのお菓子用のトマトを届けて頂きました。
最盛期のお忙しく、暑い中、一口で召し上がるのに丁度良い大きさ
おおよそ4センチから4.5センチ。という希望を快くお受け下さり
粒を揃えて持って来て下さいました。
本当にありがたい・感謝の一言です。


様々な方の手と想いと共に

どうか喜んで頂けます様にと願いながら






7.30.2013

ご注文ありがとうございます


夏のお菓子のご注文誠に有り難うございます。


前回に引き続きご注文下さった方。
初めましてのお方も。
お名前を拝見しながらしみじみ
有り難いなあと感じております。

良いコンディションでお届けできるように、
今週末には順次発送を始めさせて頂こうと思います。




写真は小さな小さな
ご注文頂いたお客サマへのギフトクッキーです。
ココペリさんで購入したお気に入りのヘーゼルナッツコーヒーを細かく
砕いて、カシューナッツ、グラハム粉、バニラシュガーを少しだけ加えて
クッキーを作りました。(卵、乳製品フリーです)
お茶の時間に楽しんで頂ければと思います。

夏のお菓子のご注文、今年は明日7月31日をもって締め切らせて頂きます。
あと若干数ご注文承りできますので、
ご興味をお持ち下さっておられましたら
明日までにご注文頂ければと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。






7.28.2013

お兄さん二人


先日、市内からの帰り道のこと。
車を走らせていましたら、自宅まで15分程の県道で
いきなり、もの凄い振動と音。
もしやパンク!とハンドルをとられない様に、
止められる場所を探しながら
20キロ程のノロノロ運転で近くにある展望台まで辿り着き、車を止めました。
時刻は夕方18時30を過ぎ、どんよりとした空模様。



降りて確認すると、後輪の大きなタイヤが完全に
バーストして、シュー!と空気が抜けていきます。

ドキドキしながら、保険会社に電話をして
携帯してあるスペアタイヤの交換をお願いし、
30分程で車屋さんが来て下さった。

あ〜良かったと思っていたら、半年前に点検に出していたスペアタイヤの空気が
抜けていてこれは使えないとの事。

軽自動車に最低限の工具しか持たずにレスキューに来てくれた
口数の少ないシャイなお兄さんは
同僚の方にすぐに連絡をとって
急遽仮のタイヤを持ってくるように電話して下さった。

待つ事30分。

19時30を過ぎだんだんと周囲は暗くなり、車のヘッドライトをつけて灯りをとりながら待ちます。

唯一光を放っていた、自動販売機でお兄さんの分と、今からタイヤを持って来て下さる方へ缶コーヒーとお茶を買っているとワゴン車が到着。
明るい笑顔のお兄さんがタイヤを持って来てくれました。

完全にお役を終えたパンクしたタイヤを見て、見事にバーストしていますね!と
持って来て下さったタイヤをささっと、取り付けて、
返すのはいつでもいいですから〜と。

なんともさりげなく、気負いもないお二人です。

タイヤをお返しに上がるので、お店の場所を教えて下さいと尋ねましたら
こんなのしかなくて・・と
黒くなった指先を拭きながら手渡して下さった一枚の名刺





家に帰り、心細さから解放されて改めて頂いた名刺を眺めながら
なんとも言えない温かなものを感じて

いいな〜
ありがたいなと思いました。

保険会社との契約外のサポートだろうと思いますが
一言も金銭の事はおっしゃらず
スムーズに流れるように無事家に帰りつけるよう
助けて下さったお兄さん達。

上手く言葉にできませんが、
大げさな言葉も、態度も彼らの日常には存在せず
当たり前のように出来る事をして下さった。

いともさりげなく。

素敵だな、気持ちが良いなあ。
こういう人が好きだなと思いました。

神様は時に、荒療治でこういう素敵な教訓を与えて下さるのかな・・。
私もこういう人でありたいと思った夜です。






7.25.2013

夏のお菓子のご注文はじまりました

夏のお菓子の内容は
小泉農園さんの完熟トマトをオーガニック白ワインと
アガペシロップ(血糖値の上昇が緩やかな甘味料です)
有機檸檬でコンポートした
今の時期だけのひんやりデザートと
柑橘ピールとココナツを練り込んだスコーンをセットにしました
爽やかなお菓子BOXです。

右端のORDERのページから入って頂いて
左にある写真をクリックして頂くとご注文の画面に切り替わります。
数量限定での販売になります。
どうぞ宜しくお願い致します。





  そして、トマトのコンポートの小さなムービーを作って下さいました




Compote of tomato from saraxjiji on Vimeo.



              眼差しがきれいなsaraxjijiさんの映像
            涼やかな音楽も心地よく、ご覧頂ければ幸いです。
                

7.24.2013

天使がいた2日間

天使が我が家へ!











明璃ちゃんまたきてね



7.21.2013

夏のORDERについて 日程の訂正

昨日、夏のORDERの受注開始を本日21時からと書きましたが、
明日7月22日21時からに変更させて頂きます。
ご迷惑をおかけ致しますが
どうぞ宜しくお願い申し上げます。



7.20.2013

夏のORDERにつきまして

お待たせしておりました
夏のお菓子のご注文を明日21時から右端にありますORDERのページから
承ります。


先日の日記でもご紹介致しました、小泉農園さんのトマトを使用しました
今の時期だけの味覚。
完熟トマトのコンポート



そして、自然栽培の夏みかんと、檸檬を自家製のピールにしたものに
ココナツフレークをたっぷり加えた、爽やかなスコーンをセットに致しました。

朝食にもぴったりの夏のboxです。


今回は夏のセット一種類のみのorderになります。
どうぞ宜しくお願い致します。


7.19.2013

生きてるもの



小泉農園さんのトマトをコンポートに











作りながらいつも思います

届けて頂いたトマトを触って
一粒一粒本当にきれいで



湯剝きしながら・・・・無になります

お鍋に並べていくのも


出来上がりを瓶に入れるのも

一つ一つの動きが滑らかに進み

コンポートを作るのが好きです



そして、金曜日はたのくろ農園さんのお野菜が届く日
今朝はご夫妻でお顔を見せて下さる




今の緑をたずさえて、目に皮膚に命を感じます

7.17.2013

賑やかな夜

22時30分
お昼間の暑さは眠りについて、曇りのない月明かりに誘われて夜のお散歩に




扇型に広がる夜空には星々がきらめき
裏庭の奥にひろがる杉木立のてっぺんには
北斗七星が繋がっています。



気がつくと、足下に大きな猫が横たわり
刈り込まれた草の上に身体をこすりつけたり
初めましての私のパジャマの裾にじゃれついたり、
ひんやりした、夜の時間を楽しんでいる様子。



木々は深く新鮮な呼吸を始め
風の流れと共に身体中に良い香りが纏います

東の空から流れ星

静かに、豊かに 夜は魅せてくれます












7.15.2013

愛するmomo













紀ノ国から〜肥ノ国へ

丁寧さが掌に伝わります
荒川の水蜜桃、大変美味しく頂きました。

甘美な時間
感謝





7.14.2013

新しょうがとお湯葉のちらし寿司


夏になると、酸味が利いたちらし寿司が美味しい

父方の故郷は四国高知。
夏休みになると、ひと月程その頃住んでいた大阪から、
プロペラ機に乗って祖父母のいる南国土佐へ遊びに行っていました。
田舎へ行くと云えば、幼い頃に訪れた
明るい太陽と、どこまでも続く大きな海です。

とても豪快な女性であった祖母は、
ちまちましたお料理はきっと苦手だったのでしょう。
なんでも、たっぷりと。
新鮮なお魚や、果物を食べきれない位
用意して、大皿にどん!と。
大阪で食べるお魚とは全く違うすっきりした脂の旨味、
新鮮な歯ごたえに
パクリパクリひと夏で数キロも体重が増えて、空港まで
迎えに来た両親が自分の子供だと気づかない程
ふっくらして帰ってきたそうです。

その豪快な祖母がよくお昼ご飯に作ってくれていたのが、
柚子酢100%で作るちらし寿司。(地元では ゆのす と言います)
馴染みのお魚屋さんが拵えたカマスや、鰺の干物を網で焼き、
ふっくらした身を手でほぐし、新しょうがの甘酢を刻んだものと、
柚子酢をあつあつのご飯に混ぜるだけの一品。

錦糸卵も椎茸も絹さやの彩りも何もないのですが、
とても爽やかで美味しかったのです。


梅雨が明けて、じりじりとした日差しを感じ始める今頃
毎年私はちらし寿司が作りたくなり、
新しょうがを甘酸っぱく煮て、美味しい干物は手に入りにくいので
代わりに、甘湯葉を出汁とみりん、塩、醤油でしっかりめに炊いて
常備している柚子酢におじゃこを入れて酢飯を作り
いそいそと、精進ちらし寿司を用意します。






最後に祖母に会ったのも夏。
豪快で、時代劇が好きで大きながま口のお財布をひっくり返して
ジャラジャラ、音をたてて絨毯に撒かれたお金を
夏休みに集まった幼い孫達に好きなだけ持って行きなさいと、言っていたなあ。
いつまでも色褪せない存在。
ゴッドマザーと夏の味です。



 






7.13.2013

ジャン・コクトー




20代半ば
くるくると京都の町を歩いていた時分

小さなギャラリーで見た
ジャンコクトー(1889〜1963)の作品に惹かれ
初めて購入したいと思ったリトグラフがありました。
男女二人でダンスをしているモティーフで
とても軽やかで、優雅な線


結局、買う事は出来ませんでしたが
こういうのが好きなんだ、と自分の好きな世界を
サラリと見せてくれた印象深いものだったのです。


一年程前
帰省した時にそのギャラリーの近くに用事があり、
久しぶりにまだあるかなと遠回りして立ち寄ってみました。

ギャラリーはフレンチレストランに。

ココシャネル、ピカソ、エディットピアフ、等々
様々なジャンルの才人と
モンマルトルのカフェやサロンで
濃密な時間を駆け抜けていたであろうコクトーの馨りが
ゆるりと京都の町に在った
甘酸っぱい記憶


夜の営業までのcloseの店先がすっきりしていて
もしかしたら、同じ方がオーナーかな?
それだと嬉しいなと思い巡らせていました。






Jean Cocteauの言葉から



我々は天使をひとりかくまっていて、たえず驚かせるのだ。

我々はこの天使の番人でなくてはならぬ。








7.12.2013

19時の雲

















コ コ ロ ウ ゴ ク


ビタミンサラダ

連日の猛暑、皆様体調崩されていませんか?
阿蘇もお昼間から気温が上がり、窓を開け放って時折吹く風が待ち遠しい
外気温に左右され、暑くても汗にならず体にこもってしまう体質なので
少々エレガントさには欠けますが^^
首周りをアイスノンで冷やしながら動きます


しっかり栄養をとるべく、玄米が欲しくなり
いつもより圧力を低くし、軽めに炊きあげます


刻んだパプリカと、玉ねぎ、キュウリ、トマト、アヴォカド
水煮していたひよこ豆のストックも入れて
塩とレモン、オリーブオイルで下味をつけます。
クミンや、カルダモン等の香辛料をパラリと振りかけ
さました玄米と
合わせれば出来上がり
ミントやマージョラム等ハーブをお好みで入れるとより爽やかに








この時期、冷やした器もうれしい調味料です。
冷蔵庫に入れてキリリと冷やし
ビタミンチャージ^^

皆様もご自愛くださいませ

7.10.2013

小泉農園さんのトマト








しみじみ美味しい小泉農園さんのトマトが今年も我が家へ
朝もぎたてを届けて頂く。贅沢です、ありがとうございます^^
玄関先がぱっと華やかに今にも踊りだしそうなぴちぴちのトマト




ご夫妻で
真摯にトマト作りをされているお姿には
頭が下がるとともに
扱うこちら側も背筋がスッと伸びます

ピュアなお人柄がそのままトマトの姿になって
夏の食卓を楽しいものに
素直で奥行きがあって、とてもきれいな味



今年もこの貴重なトマトでコンポートを作ります
8月にはひんやりとしたデザートをお届けできるよう
今年最初のコンポート作り











今の味を探します



















7.09.2013

虫干し



阿蘇は夏雲が広がり

南風が洗濯物をなびかせ
夜は控えめに輝く星空がうつくしい。




夏になりました





少々早いですが、梅雨明け恒例の虫干しです。

何から何まで干したくなる性分で
今日は写真集と
大切な友の写真。

額から外し
細かな埃を拭き取って
お掃除します









そよそよと穏やかな風が息をふきこむ様に

定位置に戻るまでの間

しばし愛書も縁側をたのしむ^^



7.06.2013

富士日記





20代前半、アンダーグラウンドの映画を
京都シネマや、九条にある南会館にせっせと通い
わかるような、わからないような
その雰囲気に会いに行っていたその頃。

武田百合子さんの富士日記を読みました。


夫である武田泰淳氏と娘の花さんとの
富士山麓にある山荘(別荘)での日々を綴った本





とにかく引き込まれて、上、中、下とあっと言う間に読み
武田百合子という女性に惹かれ
大人の女(女性ではなくやはり、女)をイメージした
最初の人であったのを憶えています。








そういえば、阿蘇に家を借りて間がない頃
社宅がある福岡から、ここ阿蘇の家をひと月程別荘みたいに
行ったり、来たりしていました。

どこかで、この富士日記への憧憬が記憶の底にあったのか。


今でも、山を下り市内まで車を走らせた帰り道
富士日記の世界にポンと入り込んだような
切ないような、嬉しいような感覚に包まれます。









7.04.2013

もも

自宅から20分程の所にある
ローカル色の濃い直売所に並んでいたもぎたての桃

新聞紙で見事に納められた様子がほのぼのしていて
思わず手にとり、レジに持っていきますと


200円です〜
えっ!200円?いいのですか〜と思わず
お店の方にお尋ねしましたが、夕方になっていたからか、
おまけに2個袋に入れて下さる。
コンポート用と書かれていた通り甘さは・・・でしたが
お店の隣にある桃の木林で、朝5時からもぎるのよ〜と
きれいに日焼けされたべっぴんさんがおっしゃいます。
早速桃100%のジュースを作りご満悦。
控えめな甘さは水分補給に嬉しく、楽しいお買い物でした^^

7.03.2013

ケアの本質

先日、日記でもチラッとご紹介しました、新しいパソコンのお話。


ほぼ、初めてましてのMacintosh。
福岡のアップルストアから、我が子を抱きかかえる様に^^車に乗せ、
大切に持ち帰りました。
セットアップも終わり初日は順調に快適に使用していました。
・・・
それが翌日、ふとした事で不安定な状態になり、
早速アップルケアのアドバイザーへ電話をし、色々とご指導を仰ぐ事に。
一旦電話を切るも、また同じような症状が発生し、またもや電話。

結局、翌日になり、シニアアドバイザーの方とお話し、同じ画面を見ながら
検証していただき、問題は無事解決に至りました。

今回の原因は、パソコンではなく、私の知識不足でアドバイザーの方には
お骨折り頂き,有り難いやら、申し訳ないやら。
しかしながら、とても気持ちの良い対応に、
素晴らしい会社なのだなと今更ながらですが、嬉しい発見をさせて頂きました。

『お客様が不安を持ちながら、パソコンに向かわれるのは本意ではない
楽しんで頂きたい』と
私の状況を配慮しながらも、冷静に原因を探し解決に導いて下さった
素敵なアドバイザーK両氏。感謝申し上げます。




美しい姿に惹かれ、我が家へ迎えることになりました大切な友。
winwinの精神性を熱く語る事なく、スマートに提供するapple
すっかりファンになりました。



7.02.2013

山の生活



今朝はお日様が見えたので、よ〜しと布団を干し
お洗濯もすませ,メールチェックをしていましたら、

ひたひたと雨の匂いが
急いでお布団を片付けお洗濯ものを室内に入れた途端

大粒の雨が降り出しました。




午前中に出す荷物を取りにいつもの宅配便のお兄さんが
雨に濡れた様子で玄関先に立っておられます。
いつもの様にちょっとおしゃべりしながら、家にあった残り一個のもみじ饅頭を
おやつにどうぞ・・と差し上げる。

思いがけない位の笑顔で
ありがとうございますとお礼を言われて
いや、一個でごめんね、こちらこそと。
お茶はあるの?とか、水分しっかり採ってねとか聞いてしまい

そういう時はすっかり、関西のおばちゃんが乗り移り
言葉はなんとなくの熊本弁・・?を話しているつもりで
いつしか楽しい気分になっています。

気にかかることがあり、少し落ち込んでいた朝でしたが
まあ、なるようになるか〜と
雨も上がり、霧も少しづつはれて来た様子です










7.01.2013

りんごとさくらんぼ

七月になりました。

新しい仲間が我が家へ!




どうぞよろしくおねがいしますと、美しいリンゴ共々、皆様へご挨拶です。


お福分けで頂いたさくらんぼの愛らしさ

苦あれば楽あり、楽あれば苦ありネ^^と

何となくピントがはずれた言葉を頭上に浮かべながら

食いしん坊の発想で

瞬く間に幸福な良い気分になれました、・・・文月の始まりの日